押忍!
今、ガマアンコウが熱いっ!
これから暫く楽しませて貰えそうで、胸が高鳴っております♪
白石です。
ガマアンコウ目は、硬骨魚類の分類群の一つ。ガマアンコウ科 Batrachoididae 1科のみ、22属78種あまりで構成される。バトラコイデス目とも呼ばれる。日本の近海には分布しない。
(by ウィキペディア)
この魚はとても興味深い生態をしていて、卵から孵った稚魚を、ある程度のサイズになるまで親が守って一緒に過ごすことで知られています。
で、なんと今回、抱卵中の個体を発見することが出来ましたっ!
大粒の卵です。
一眼レフのカメラじゃ全然中に入れない狭い穴の奥の内壁に、びっしり産み付けられています。
どれだけの期間、卵のままなのか興味津々です♪
動画もあります♪
TG-4で撮りました。
胸鰭で卵に新鮮な水を送り続けています。
手前でたまにホバリングしてるのは、ベンケイハゼの仲間です♪
別の場所。
こちらは卵から孵って間もない稚魚です。
お腹にヨークサックを抱えており、ここから栄養分をとっております。
動画です。
親が回転する時、「ゲシッ」って蹴らてる?のに、壁から全然剥がれません。
ハゼ科魚類のように腹ビレを吸盤のようにして張り付いているわけでもなく、壁と接しているのはヨークサックのみなのに、全然剥がれません。
このヨークサック、相当の粘着力があることが想像されます。
また左の壁の稚魚を見てもらえれば分かりますが、破れた卵の殻のところにいるので、暫くは産まれても移動せずにそのままの場所で留まっているようです。
学術的にもとっても貴重なこの生態、今後の定点観察に乞うご期待ですっ♪
投稿者プロフィール

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出身地 大阪生まれ和歌山育ち
誕生日 5月13日
好きな食べ物 お好み焼きなどの粉もの
押忍! スレートに関西弁をまき散らすファンタジスタ 白石です。
大阪出身で、和歌山で素潜りに明け暮れ、愛媛大学で魚の行動学を学び、オーストラリアでインストラクターになり、パラオで5年、柏島で2年間修行したのち、セブに流れ着いた。
根っからの魚好きで、お客さんが居ても居なくても海に潜っている。
セブで潜るなら「タクちゃんとこやろ~!」言うて貰えるようなガイドを心掛けて参ります。
あ、あとヌンチャクはフィリピンで1番上手い。多分..。
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