ゴマの仇。



押忍!
ナルスアンでガイドしてたら、いきなりタンクに「ガッツーン!」とかなり重めの衝撃。
「なんや!?」思て振り返ったら、ものごっつでかいゴマモンガラが2発目かましに顔ふって突進して来とる。
「こら堪らん!」思てフィンで蹴りながらかわす。
向こうの方で俺を襲ったつがいの片割れが、巣の上に差し掛かってしまったヒトデさんのストロボをガーン!
慌てふためいたヒトデさん、堪らず水面まで吹上げられる始末...。
あとから聞いたら、別チームで潜ってはったまーりゃんさんも頭噛じられて、フードの上からやのにちょっと血ぃ出たとか...。

ナルスアンは、なまじ禁漁なサンクチュアリなだけに、ゴマのがき調子乗ってます。
「なんぼ暴れても、俺ら捕まれへんし。」てなもんで、それはもう少年法で守られた不良みたいなもんですわ。

しばしゴマモンガラと格闘してたら、いきなり誰かのフィンが目の前に飛び込んでくる。
「うわっ!」思てゴマモンガラから目ぇ離して周り見たら、韓国人の大集団が15人編成ぐらいで俺らとすれ違うとこ。
なんとなく進むその一行、思い切りゴマモンガラのテリトリーへと向かって行く...。

取り合えず安全なとこまで距離とって「あいつら大丈夫かな?」思て遠目に見てたら、
あれ客なんやろなぁ~、なんや中世浮力取れずにくるくる回ってる5、6人がお互いにぶつかり合って、ガイドもやっとゴマモンガラに気付いて自分の身ぃばっかり守るもんやさかい、その交通整理も疎かで、とうとう韓国人のお客さんゴマモンガラの巣の上で団子状態。
収集つかんようになった団子が、みんながみんな立ち泳ぎするもんやから、巣のとこもう砂もっくもく。
あれは卵みなふっ飛んでベラに全部食われたやろなぁ~。

まさか韓国人に敵討ってもらう日が来るとはなぁ...。
潜ってたら色々あるなぁ~。
白石です。

photo by ヒトデ


ガマアンコウ。
なかなか卵が孵らへん...。
去年のデータでいうたら、もう孵らなアカンのになぁ~。


photo by ヒトデ


オレンジフランクとフェアリーラスやねんけど、最近はクロヘリイトヒキベラのカラーバリエーションいう見解も有力みたい。


photo by ひろろ


フタホシホシハゼ。
ドロップの砂溜まってるとことかに居ます。


photo by brucelee


ナイトの前の夕焼け。


photo by さゆり


ヒカリキンメナイト行ってきたよー。
水中のぉ~天の川やぁ~~~♪

投稿者プロフィール

白石 拓己
白石 拓己
出身地 大阪生まれ和歌山育ち
誕生日 5月13日
好きな食べ物 お好み焼きなどの粉もの

押忍! スレートに関西弁をまき散らすファンタジスタ 白石です。
大阪出身で、和歌山で素潜りに明け暮れ、愛媛大学で魚の行動学を学び、オーストラリアでインストラクターになり、パラオで5年、柏島で2年間修行したのち、セブに流れ着いた。
根っからの魚好きで、お客さんが居ても居なくても海に潜っている。

セブで潜るなら「タクちゃんとこやろ~!」言うて貰えるようなガイドを心掛けて参ります。
あ、あとヌンチャクはフィリピンで1番上手い。多分..。

この記事をシェアする

白石 拓己

白石 拓己

出身地 大阪生まれ和歌山育ち
誕生日 5月13日
好きな食べ物 お好み焼きなどの粉もの

押忍! スレートに関西弁をまき散らすファンタジスタ 白石です。
大阪出身で、和歌山で素潜りに明け暮れ、愛媛大学で魚の行動学を学び、オーストラリアでインストラクターになり、パラオで5年、柏島で2年間修行したのち、セブに流れ着いた。
根っからの魚好きで、お客さんが居ても居なくても海に潜っている。

セブで潜るなら「タクちゃんとこやろ~!」言うて貰えるようなガイドを心掛けて参ります。
あ、あとヌンチャクはフィリピンで1番上手い。多分..。

関連記事

  1. 2019.04.15

    にょーん。
  2. 2016.01.20

    どやねん。

アーカイブ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。