スヌート前から後ろから...。



押忍!
こっちの犬、産まれたては例外なく可愛いけど2ヶ月ぐらいで人相悪なりますねん。
敷地で野放しになってる犬も、もう“ブルゾンちえみ”みたいな目ぇしてますわ。
「キャリア」ゆーてまっけど、こっちのはほんまに病気運んでくるさかいシャレなってまへんで。
白石です。

昨日のログで紹介させてもろたクマノミ
実は特殊な撮影方法で撮ってますが、今日はそれのご紹介です。
まず撮影風景を御覧下さい。


photo by brucelee


上から。
やたら長いアームが目に付きます。


photo by brucelee


横から。
被写体(カルロス)に対して、前後から挟むようにストロボがセットされていることが分かります。


photo by brucelee


正面から。
そーなんです。
実は、ストロボの先にスヌート器材EBR(塩ビームライフル:下戸之屋製)がセットされています。
これによって、スポットになった光が、ピンポイントに前から後ろからカルロスに襲いかかります♪

ここからは作例です。
カメラの設定は全て、絞り値f/29、露出時間1/320、ISO感度100で撮っています。

photo by brucelee


ナミスズメダイの卵。
バックライトが効いているので、輪郭クッキリです♪


photo by brucelee


ヤマブキハゼ。
前からのストロボが右からなので、斜め右向かれると目が少し影になっちゃいました。
前のストロボを正面に設置すると、光の当たる面積が大きくなりスポット感が損なわれるので難しいところですね。
第一背びれに関しては、バックライト由来でえ~感じにエッジが立ってます。


photo by brucelee


ニチリンダテハゼ。
バッチリ決まりました♪
被写体を前後からストロボで挟んだことによって、かつてないぐらいに美しい背びれが表現できました。

ピンポイントでストロボを当てる性質上、置きピンオンリーで、しかもストロボ(アーム)がやんちゃな分、被写体はかなり選ばれますが、ヒレとか半透明の生物を綺麗に撮るにはこれからはコレかもしれませんね。
スヌート撮影が次のステージに入った気がしています。

ちなみにこの設定作るの2日目にして、10分、捨てカット21枚に減りました。
(昨日は15分、捨てカット71枚。)
慣れてくると、もっともっと短縮できそうです。

photo by brucelee


ちなみに『EBR(塩ビームライフル)』は、下戸之屋で買えますよ~♪
右の太いのがEBR-01で、左の細いのがEBR-02だそうです。
あ、今店閉めてるみたい...。

投稿者プロフィール

白石 拓己
白石 拓己
出身地 大阪生まれ和歌山育ち
誕生日 5月13日
好きな食べ物 お好み焼きなどの粉もの

押忍! スレートに関西弁をまき散らすファンタジスタ 白石です。
大阪出身で、和歌山で素潜りに明け暮れ、愛媛大学で魚の行動学を学び、オーストラリアでインストラクターになり、パラオで5年、柏島で2年間修行したのち、セブに流れ着いた。
根っからの魚好きで、お客さんが居ても居なくても海に潜っている。

セブで潜るなら「タクちゃんとこやろ~!」言うて貰えるようなガイドを心掛けて参ります。
あ、あとヌンチャクはフィリピンで1番上手い。多分..。

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白石 拓己

白石 拓己

出身地 大阪生まれ和歌山育ち
誕生日 5月13日
好きな食べ物 お好み焼きなどの粉もの

押忍! スレートに関西弁をまき散らすファンタジスタ 白石です。
大阪出身で、和歌山で素潜りに明け暮れ、愛媛大学で魚の行動学を学び、オーストラリアでインストラクターになり、パラオで5年、柏島で2年間修行したのち、セブに流れ着いた。
根っからの魚好きで、お客さんが居ても居なくても海に潜っている。

セブで潜るなら「タクちゃんとこやろ~!」言うて貰えるようなガイドを心掛けて参ります。
あ、あとヌンチャクはフィリピンで1番上手い。多分..。

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