そこーーーっ!?

押忍!
昨日バリから帰ってきて、空港までジッフィーに迎えに来てもろてましてん。
まぁやっぱり「バリ凄かったぞぉー。」いう話しますわな。
「バリなぁ~、オカマ一人も見ぃひんかったぞ。」
「えぇ!?」
白石です。

photo by brucelee


イエローフランクルドフェアリーラスです。
セブでは普通種ですが、そ~言えばこのベラは今回のバリで見なかったベラです。

しかしバリのレッドアイフェアリーラス。
あいつ、このイエローフランクドぐらい開いてくれたらなぁ...。

バンガイ編

押忍!
昨晩ドライバーに両替屋連れて行ってもろてんけど、宿泊費が現地払いやったことに気付いて、今日は再び両替屋へ。
滞在のホテルのすぐ脇にある、商店に『Money Changer』て書いてあるさかい、そこに入ります。
1万円で1,260,000ルピアってレートになってます。
インドネシアのお金は、ちょっと慣れないと、ものごっつお金持ちになった感覚に陥ります。
昨日入ったところは、100,000ルピア札でスっとくれてんけど、今日入ったところは50,000ルピア札で寄越されるので枚数が多いです。
まず目の前で数えて渡されて、俺が数えたあと、「もっかい数えるから渡せ。」とか言います。
「ほんでええで。」て渡したら、「俺と一緒に数えろ。」とのこと。
「おっけー、おっけー。あるある。」いうて、全部俺のところに渡されたあと、念のためもっかい数えたら、800,000ルピアぐらいしかないねん。
「あれぇ~~~~~!!?」なって、おいおい全然足りてないやんけ、いうたらもう一回渡せ言われて、ほんで一緒に数えたらやっぱりあるねん。
「ごめんなぁ疑ってぇ...。」いうて、去ろうとしてやっぱりもう一回自分の手元で数えたら、全ッ然足らへんねん!!
「お前、そっちか!ぼけこら!! 返せドアホ!!」いうて、元の1万円ぶんどって、渡された札投げつけてそこ出ますわ。

おんなじ道にマネーチェンジャーいっぱいあるさかい、そこそこレートええとこ探して再び入ります。
やっぱり商店みたいなとこやねんけど、今度は1万円で1,319,900ルピアてなってますわ。
レートええやん~♪
でもさっきの今度やから、ちょっと気合い入ってます。
オーダーしたら、やっぱり50,000ルピア札で数えて来よる。
ほんで蓋開けたら、やっぱり1,000,000ルピアぐらいしかない。
「お前もか、われこら! 気持ち悪いやっちゃのぉ! 死ねボケ!」
関西弁でまくし立てて、外出ます。

「はっはぁ~ん。この街道はそういう街道やなぁ~。」
むしろもう一回商店みたいなとこの小さい両替屋入ります。
もう仕掛けてくるの分かってるさかい、ジーっと見てますわ。
それこそ健さんがイカサマ見破った時に、手の甲にドス突き立てるぐらいの気概ですわ。
「ワレこら、掛かってこい~~~。」
じゅう、じゅういち、じゅうに、...と6まん。お、ちゃんとある。
でも、やっぱり自分だけで調べたら、900,000ルピアぐらいしかない...。
くっそ~~~、ぼけこら、全ッ然分からへん~~~~~~! どんなカラクリやねん~~~!!
腹立つけど、こいつらのイカサマ半端ないわっ!
「ファッキンマジック!」いうて、やっぱり元の一万円札ぶんどって外出ます。

「もうええわ。ちゃんとしたとこ行こ。」思て、大きな看板出してる銀行みたいなとこ入ります。
そこは exactly amount で、ちゃんとくれます。
愛想のええおばちゃんやったさかい、今までの経緯を説明します。
Before I come here, 3times went to money changer small store.
But they show to me the fucking magic.
When I count money with him it’s OK.
But only I count money on my palm, very decrease!
You don’t show me the magic, so I can trust you.
なんてこというてたら、隣の窓口に客で来てた白人が、「イエース!イエース!」言うてくるやん。
なんやねんそのえらい仲間意識の視線は。 お前もやられたクチか? しらんけど!
白石です。

photo by brucelee


今日は1日サヌールに滞在して、夜中の便でセブへ戻ります。
そんなこんなで日中、バリ観光です。
あ、写真は『番外編』ゆうことで、バンガイカーディナルフィッシュ♪
そんなんええねん!


photo by brucelee


滞在してるホテル『スワスティカバンガロー』出て、左へまっすぐぶらぶら行きます。
自分シャレならんぐらい方向音痴なので、もうこの一本道から逸れる気はさらさらありません。


photo by brucelee


だいぶ歩くと、木彫の店があります。
「あ、これアクエリアスて彫ってもろて、店飾ろ。」
オーダーして、値段の半分渡して、次に行きます。

スタッフのお土産買わなアカンさかい、嵩張らんやつ探しに行きます。
2つ3つ、銀細工を手に入れます。

そーいや、てるさんとひろちゃんさんが履いてたやつ欲しいな。
そんなこんなで服屋さんに入ります。

photo by brucelee


ちょっと日本語いけるおばちゃんが店員です。
「おばちゃん安してな。」
「ダイジョウブ、ディスカウントダイジョウブよー。」
「ズボン欲しいねん。」
「ショートとロングあるよー。」
「ロングがええわー。あ、これええやん。 これ、なんぼ。」
「150,000ルピア。」
「高いわ、まけてー。」
「いっぱい買ったら、ディスカウントあるよー。」
「そうなん~?」
「これ、ヤモリの柄可愛いなぁー。」
「これ130,000ルピア。」
「あ、ちょっとまって、これなに!」
「あ、それは『マジ』ね。パンツよ。」
「えぇ!? こんなもんチンコ見えてまうやん。」
「ダイジョウブ、ここ結んで。 ここ結んだら、ほら。」
「いや、ゆーても横ヒラヒラしてますやん~!」
「ノー、ダイジョウブ。」
「せやけど、見て~! こないしてバタバタ跳ねたら、見えまくってるやん~!」
「ドント ショウ ユア ボディ。」
「まぁ、せやな。 ええ大人で、ここまでバタバタする奴もおらんな。」
「オトナシク オトナシク。」
「ほなら、これとこれと、これと、全部で4本貰うわ。」
「アリガトね。 ゲッコー(ヤモリ)のは?」
「あ、それはケッコーです。」
「こっちのマジは?」
「いら~ん。」
「じゃあこっちのマジは?」
「もうマジは、マジでいら~ん。」
「じゃあ600,000ルピア。」
「て、おばはん! 全然安ないやんけ!」

photo by brucelee


さっきの木彫が昼過ぎに出来る言うし、暑うてかなんさかい、ちょっと休憩。
目の前の果物絞ってくれるいうことで、ドランゴフルーツとライム絞ってもらうことに。


photo by brucelee


スゴイ色!!
ドランゴフルーツだけやったら土臭いけど、ライムの酸味加えて、そこそこ爽やかで美味い。
ただミキサーで作ったやつ全部くれようとするねんけど、そんなにいっぱい飲まれへんで。
小分けの方ペットボトルに入れてもろて、さっきのおばはんとこ持って行ったったわ。


photo by brucelee


帰りしなにお昼ごはん食べに行きます。
おしゃれなカフェです。


photo by brucelee


今回、ナシゴレン、ミーゴレン、ナシゴレン、ミーゴレンと、ゴレンゴレンがよーけ続いたさかい、久々のジャンクフードです。
むちゃ美味いやん!

一度ホテルに戻って、夕方頃再び外に出ます。


photo by brucelee


木彫のとこ寄ったら出来とる!
ええやないのぉ~~~。
明日からこれ、店に飾ろ♪
残りのぶん支払いして、手ぇ振って出ます。

道行ったり来たりしてたら、むちゃむちゃ客引きしに来るマッサージ屋のおっさんおって、
何回か「いらんいらん。」いうててんけど、時間もあるしこのおっさんの熱意に負けて、ご入店。


photo by brucelee


エロいのとかちゃう普通のマッサージやねんけど、言われたままのメニューでいったらオイルマッサージでギタギタの刑にされたわ。
終わったあと、帰りしなもうサンダル滑って、ニュルニュルやん...。

ホテル戻ってシャワーして、ついでにサンダルも洗て、日ぃ暮れるまで休憩。
ひろちゃんさんが右のほう出て行くと良いよと教えてくれたので、アドバイスに従ってレストラン探し。


photo by brucelee


程なくいくと赤ちょうちんが目印の日本食屋さん発見。
『漁師』やて。


photo by brucelee


寿司食うたったわ。
なんやホッとするねぇ~~~。
つくづく、自分日本人や思うわぁ~~~。

このあとホテルが用意してくれた送迎サービスに乗って、空港へ。
バリの人はあんまり英語いける人少ないねんけど、ヨーロピアンの観光客が多い街なので、タクの運転手はかなり喋れます。
こいつもいうとったけど、友達の英語の先生より、俺のほうがよっぽど英語喋れる言うて自慢しとったわ。

あとは飛行機乗って、フィリピンへ。
さよならインドネシア。
また会う日まで~~~♪

タルマワシ特集♪

押忍!
みんながタルマワシ、タルマワシいうてるけど、ホンマはタルマワシじゃないヨコエビの仲間。
タルマワシは、サルパの中に入ってる浮遊系のやつで、全くの別物。
でもなんや面倒臭なって、後半「タルマワシ最高やねぇ~!」て、すぐ風潮に乗ってた柔軟な自分が居たり、居なかったり...。
白石です。

飛行機が今日の深夜なので、今日は窒素抜きデーです。
そんなこんなで今日は昨日撮らせてもろた『タルマワシ特集』です。
流されてるやん!

photo by brucelee


こんな格好のヨコエビです。
てんとう虫みたいで、可愛いです♪
今回、通称貴族のレンズ(SMC-1)持って来てんけど、大正解♪
もうシャッター切るごとに、「ルネッサ~ンス!」ゆーとったわ。


photo by brucelee


on いちごちゃん♪
可愛すぎるやろ、貴様ーーーっ!


photo by brucelee


こっちも on いちごちゃん♪
お伽の国やねぇ~。


photo by brucelee


こっちは on チャツボボヤ。
チャツボボヤの星がチャームポイントです。


photo by brucelee


on メッシュぼや。
神秘的な雰囲気です。


photo by brucelee


on ヤギ。
めぇ~の方じゃないです。


photo by brucelee


on エーデルワイスボヤです。
こっちはライティングで撮りました。


photo by brucelee


on エーデルワイスボヤ。
こっちはストロボで撮ってます。


photo by brucelee


めるへんばすけっと~。
◯on メッシュボヤ
◯イチゴちゃん添え
◯オレンジカイメン抜き


photo by brucelee


バック黒く落として、気に入った写真です♪

以上!
今日は街、ぶらぶらしてこよ♪

親近感

押忍!
滞在期間中、中山さんとは色んな話しさせてもらいましてん。
バリのこと、セブのこと、魚のこと、経営のこと。テーマは色々ですわ。
ほんで今日も1本目上がってきて、なんやかんや話しててんけど、ひょんなことからお互いの“下積み時代”の話しになりましてん。
同じような境遇を生きてきた俺達やからこそ分かる“下積みあるある”に花咲かせながら、
なにげにぺらぺらめくってた図鑑が最後のページにきたら、なんと『TONO』てサインしてあるやん。
こ、これはやっぱりあの方の生サイン!?
実は中山さんは、昔『Dive & Dives』で修行してたさかい、師匠は今は伝説となってしまったあの有名な殿塚さんなんです。

そうかぁ~、師匠は“殿様”ですかぁ~~~。
実は自分の師匠は、“俺様”言われてはる人ですねん...。
なんやしみじみ似たような境遇に、えらい妙な親近感湧きましたわぁ。
白石です。

photo by brucelee


バリの朝です。
泣いても笑っても、今日が最終日です。
今日も容赦なく深場から行くでーーーっ!


photo by brucelee


スジキツネベラです。
見つけた時「絶対ヤバイやつやん~!」思たら、名前ありましたわぁ~。
伊豆とか八丈島の方の深場で見つかるやつみたいです。
でもこの体側のラインのオーラ、半端ないね♪
20cmぐらいの個体でした。


photo by brucelee


ミナミキントキです。
やっぱり深場のキントキダイ科の魚で、たまに釣れるみたいですよ。
赤い縁取りのヒレが、特徴のようです。


photo by brucelee


ウィップフィンフェアリーラスです。
形は“トノズラス”そっくりのイトヒキベラ。
でも、“ウィップフィン”が切れとったーーーっ!


photo by brucelee


フィラメンテッドフラッシャーです。
普通色のとき、ちょっとだけ開いてくれました。

上のウィップフィンもそうやねんけど、ピントぼけぼけやねん...。
要リベンジじゃい!


photo by brucelee


ブルーストライプフラッシャーです。
婚姻色ばりばりのとき。
セブの個体は婚姻色出すと、このブルーラインが消えるねんけど、これ地域のカラーバリエーションなんかなぁ~。


photo by brucelee


レッドアイフェアリーラスです。
意外と開かへんベラで、難儀しました。


photo by brucelee


ニシキイトヒキベラです。
この子は、ほんまにサービスええ子で数もいっぱいおる。
しかも水深2mでもやってたで。
でも尾びれ開いてる写真は、ついに撮れへんかったなぁ...。


photo by brucelee


もういっちょニシキイトヒキベラ。
胸鰭が、赤い縁取りで透けてるのが、好きです♪


photo by brucelee


今回バリは、サンゴがいっぱい白化してたけど、こいつも風潮に流されてえらい白なってましたわー。


photo by brucelee


バスズブレニー♀です。
オスとメスで全然配色違うカエルウオです。
フィリピンブレニーに、よく似てます♪


photo by brucelee


タテジマヘビギンポ。
トリオで並んでたっ!


photo by brucelee


セボシウミタケハゼです。
ポリプ添えでぇ~。


photo by brucelee


もういっちょ、on 赤珊瑚。


photo by 土井さん


中山さん、ホンマ何から何まで面倒見てくれはって、おもくそ羽根伸ばさせて頂きました♪
オーシャンライフバリ、最高や~~~!
絶対来年も来るぞーーーっ!!
ありがと~~~!
あ、うちもいつでも来てくださいね~~~♪
気合い入れてお迎え致します!

にわとりーーーっ!

押忍!
3本目適当に潜ってたらロストしたさかい、ひとり早めに上がってましてん。
ほんでビーチでのんびりしてたら、現地の女性の方がお盆に色々乗せて浜辺にやってきます。
持ってきた花飾りを丁寧に丁寧に砂浜にセットして、お祈りしながら、これまた丁寧に丁寧に少しずつ水を回しかけています。
ひとしきり“儀式”を行ったら、そのまま残して去っていかはりました。
「おそらく神さんにご飯あげてたんやろなぁ~。」思てたら、鶏がやってきて、突き回す突き回す。
あんなに丁寧に組んだやつ、たった2分でぐっちゃぐっちゃになってますやん。
ドライバーのジョジョンさんが、「ダイジョウブ、ダイジョウブ。」いうねんけど、
俺があまりにも「えぇ~~~~~!」いいまわるさかい、ケタケタ笑てはりましたわ。
白石です。

photo by brucelee


実はぶんぶくんも海を渡っていました。
満を持して、登場です♪
このあと『Bali』の前に『I ♡』付け加えたら、ハートが不細工すぎて、撮るの諦めましたわ...。


photo by brucelee


今日の深場は、そんなに珍しいの見つけられへんかってんけど、セブに居ないホタテエソが居ました。
相変わらずギラギラで綺麗です♪


photo by brucelee


テングヘビギンポです。
初めて見た!
こんな浅いとこおるんやねーっ!
でもせっかく岩綺麗やのに、泥かぶりすぎや!
これうねりない時、綺麗にして撮りたいなぁ~。


photo by brucelee


青空ウミタケハゼです。
めるへんばすけっとなシチュエーションやねんけど、絞ったら汚いところも見えるさかい、もう開けたったわ。
色重視の方で。


photo by brucelee


ツノガニの仲間です。
シロガヤ添えで。


photo by brucelee


アップにしたら、体にヒドラいっぱい纏ってます♪



生えものクラブ。
これは、ウミエラ♪


photo by brucelee


レッドアイフェアリーラス♀です。
セブのイエローフランクドフェアリーラスに似てるねんけど、頭の方赤が強いです。
インドネシアの方でしか見られへん種みたいやし、明日はキッチリ♂もしばきたいですなっ!!


photo by brucelee


ヴァリアブルジョーフィッシュです。
“バリアブル”じゃなくて、“ヴァリアブル”って言っちゃうところに、こだわりを感じて欲しい今日のこの頃です。


photo by brucelee


メタリックシュリンプゴビーです。
黒砂のメタリック、やるやるとは聞いとったけど、ほんま半端ないなっ!!
ギランギランやないかっ!!!
しかもタマガシラに引っ込まされるどころか、奴らのエサ奪って食うとったで!
色のみならず行動まで、派手なやつでしたわーーーっ。


photo by brucelee


テンスyg.です。


photo by brucelee


こっちはもっと小さい、テンスyg.です。
黒砂にこの色、目立ちすぎやろ!
こんなに魚の多い群雄割拠のバリの海で、この体色で幼魚期過ごさなアカンいうのは、さぞ気合いの入ったサヴァイバルなんやろなぁ~と感じました。


photo by brucelee


リュウグウベラギンポです。
これ、たまにリュウキュウベラギンポいうてはる人おるよね♪


photo by brucelee


ウミタケハゼの夜桜仕立て。
これは思わず、ライト組んだわぁ~~~♪


photo by brucelee


トゲツノメエビのウミシダ抜き。
綺麗なウミシダやったなぁ~~~!
中山さん、今日もスペシャルサンクス!

さぁ明日は泣いても笑っても、最終日やぁ~~~。
あっとゆーまやぁ~。
みんな帰る時、「もう終わりやん。」て口揃えて言わはんねんけど、こういうことなんやなぁ~。
ほんま、泣きそうやわぁ~~~。

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